ギャンブル(パチンコ・パチスロ)から得た投資の知恵

ギャンブル(パチンコ・パチスロ)から得た知恵は投資に使える

僕はアラフォーのこの歳になるまで、パチンコとパチスロを打って生活してきました。

それらで一応勝ち続けてこれたので、投資の世界でも経験を積めば勝てるんじゃないかな~と思って、現在いろいろ画策している最中です。

多分ですが、ギャンブルで勝つための知恵は、資産運用のための投資への知恵に流用できるはずです。僕はそう信じています。そうでないと僕は困ります・・・

と、とにかく、おそらく投資に流用できるであろうギャンブルの知識を挙げていきます。

まあ、実際に投資の業界の人が言っていたことと、僕の経験したことが一致したものも挙げます。

なので、それに関しては少なくとも、程度の差こそあれ、資産運用時にも知っていて損はない知識のはずです。

基本的に公営ギャンブルは期待値がプラスにならない(=勝てない)ので、ここでの話は日本の私営のギャンブル(パチンコ・パチスロ)の話になります。

 

多くの人がしていることの逆のことをしないと勝てない

「人の行く裏に道あり花の山」ですね。

これは株の業界では皆さん当然のように知っている話なのでしょうが、ギャンブルにもまったくそのまま当てはまりました。

なぜそうなのかと言うと、ギャンブルもマーケットもゼロサムゲームの部分が大きいからでしょう。

ゼロサムゲーム、つまり他人とのお金の取り合いなのに、他人と同じことをやっていても、そこから抜け出すことは難しいです。

なんでもかんでも、人と違うことをすればいいという訳ではないです。悪い意味で人と違うことをしていると、とんでもなく負けてしまいます。

良い意味の分、パチンコ・パチスロの場合だと期待値がプラスの部分を見極めて、その中で人とは違うことをするのが、パチンコ・パチスロでの勝ち方です。

例え勝てる方法だったとしても、それを多くの人が実践していると、店側がいずれそれを対策してしまいます。

店から勝てる金額は、店に対して一定です。複数の客が店に対して皆大きく勝っていたら、店はつぶれます。

プロも含めたパチンコ屋の客たちは、店が宣伝のためにまく、わずかなまき餌を奪い合っているような状態です。

なのでゼロサムゲームが展開されるのです。

 

ある勝ち方が有効であっても、それを真似する人が増えて多くの人が実践してしまうと、店側が対策するので、いずれその方法では勝てなくなってしまいます。

そういったことはマーケットでも起こり得ることのはずです。

マーケットには胴元がいませんから、「対策される」ということではないです。

ですが、マーケットではもっと直接的にゼロサムゲームが展開されるのではないでしょうか。

ある株や仮想通貨の銘柄の将来性が高いことを、一部の人のみが知っている場合と、多くの人が知っている場合の比較を考えてみれば、分かりやすいかと思います。

多くの人が知っている場合は、その株や仮想通貨はすでに値上がりしている可能性が高く、その銘柄を買うことで得られる利益は少ないでしょう。下手をすると乗り遅れた分はマイナスになってしまうかもしれません。

ギャンブルやマーケットで多くの人が実行している方法は、たとえそれが元々有効な戦略であったとしても、すでにその効力が薄くなっていたり、消え失せてしまっている可能性が高いです。

 

理論的に一番正しい戦略は、精神的に一番苦しい戦略になる

パチスロでは、いったん高設定台をつかんだら、どんなにコインがたくさん出ようとも、どんなにコインをたくさん飲まれようとも、打ち続けることが理論的な正解です。

これは理論的には100%正しいことですし、とても単純明快なことです。

ですが、これを実行できる人は非常に少ないのが現実です。場合によってはスロプロですら、途中で台を止めてしまうことがあります。

これは、株や仮想通貨だと「ガチホできない」ことに当たります。

局所的な値段の上がり下がりによって売ってしまい、大局的な利益をいつしてしまうのです。

ギャンブルも投資も心理的な要素が大きく絡んで来るのは間違いないです。

そして、ギャンブルの場合、大多数の人は自分の心が苦しくないような行動をとってしまいます。

当たり前です。ギャンブルは楽しむためにやっているので、苦しい選択を取る必然性はありません。

苦しむくらいなら、最初からギャンブルなどやらないでしょう。

ただ、精神的に苦しい選択肢を取った場合に、ギャンブルで勝つための活路が見いだせることを知っている人は少ないです。

多くの人は、ギャンブルで精神的に苦しい選択を取る=ギャンブルで負ける、と正反対の勘違いをしてしまっています。

そして、これは多分マーケットでの投資にも言えることです。

 

玉やコインが調子良く出ている時はその台を打ち続け、玉やコインが飲まれ出すと、高設定でもその台を止めてしまう。

これは、マーケットで値が下がっている時に売り、値が上がっている時に買うのと同じことです。

多くの人が値上がり中に買い値下がり中に売るのは、その方が精神的に楽だからです。

 

上級者の発言や行動が正しいとは限らない

これは僕が強く主張したいことの一つです。

パチンコ・パチスロでは、多く稼いでいる人の言っていることが何故だか間違っているということは日常茶飯事でした。

初心者は結果を出している上級者の様子を真似て、ドツボにはまっていく可能性があります。

 

それまでの経験から、上級者は多くの重要で基礎的なことは当然のように行えています。

初心者は重要で基礎的なことも行えていない場合が多いです。

初心者は上級者の応用的なテクニックばかりに目が行きます。そして、そのかっこいい上級テクニックは「どうしたらできるの?」と聞きます。

しかし、上級者も、実はその上級テクニックは完璧にマスターしていない場合があります。

上級者でも難しいから上級テクニックなのです。

上級者からすると、重要で基礎的なことはできて当然で、ほぼ無意識にやっていることなので、それを分かりやすく初心者に説明するのことは、実は難しいことです。

逆に、上級者にとって上級テクニックは、常日頃から自分の攻略対象・研究テーマになっているので、言葉で説明しやすい項目です。

上級者は上級テクニックを説明することに喜びを覚えている場合が多いです。

 

こういったわけで、上級者は初心者にとってまったく重要ではない上級テクニックを、あまり精度の高くない表現で説明したがります。

その方がかっこいいですし、かっこいいので初心者も喜んでその説明を聞きます。

これがギャンブルで「上級者の発言や行動が正しいとは限らない」理由につながります。

こういったことは、確率的にしか答えが出せないようなことで頻発します。

なので、投資の業界でも同じことが起こっていると僕は予想しています。

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